残薬整理事業
※この事業では、残薬の定義を以下のとおりとします。
残薬とは→たまっている薬や現在服用していない薬
【外用薬】使用していない軟膏、点眼薬、貼り薬など
【頓服薬】飲みきれない痛み止め、便秘薬、睡眠薬など
事業概要
福島県薬剤師会では、福島県の委託を受けて『残薬整理事業』を実施します。
事業実施期間は令和6年11月から令和7年2月中旬まで。
事業の流れ
Ⅰ 患者への声かけ
Ⅰ 来局した患者(家族等)に、飲み忘れ等で大量に残ってしまっている薬はないか、声かけする。
Ⅱ 自宅訪問の可否を確認
Ⅱ 残薬整理のため、自宅を訪問してよいか確認する。
Ⅲ 残薬整理バッグを渡す
Ⅲ 「残薬整理バッグ」を渡し、次回来局時に残薬を入れて持参いただくように依頼。
Ⅳ 次回来局時に残薬整理バッグを回収し、残薬を整理する。
Ⅳ 次回来局時に、持参した「残薬整理バッグ」を回収し、残薬を整理する。
患者が持参した残薬について整理する
- (例)すでに発生している残薬の整理
- 使える薬と使えない薬とを仕分けする(使えない薬は廃棄する)
- 使える薬を服用時点ごとにまとめて一包化する
- 使える薬の分を処方日数調整する(医師への疑義照会)
- (例)今後、残薬が発生しないための方策の検討
- お薬カレンダー等の活用
- 服用方法の提案(剤形変更、服用時点変更等)
Ⅴ 残薬整理報告書を提出する。
Ⅴ 残薬を整理した状況について、各地域薬剤師会に報告する。
【様式7】残薬整理報告書